岩手のドキドキパワースポット

心霊現象やラップ音と呼ばれる不思議な音が発生する場所には、特定の特徴や条件があるとされています。では、どのような場所でこれらの現象が多発しやすいのでしょうか？今回は、統計的な分析結果を基にその傾向を探ってみます。

統計的な分析結果から見る心霊現象の多発場所

Z 検定の結果，病院，最終処分場, 精神病院が心霊スポットとの有意な随伴傾向を示す一方，小学校，公民館, ダム,浄水場, 役所, 配水池, 僻地保健福祉館, 火葬場が有意な離反傾向を示した．この傾向は、我々が先に公表した日本全国の分析結果と概ね矛盾しない（鈴木ほか 2020）．しかしながら，水平軸上では離反傾向にある浄水場，火葬場，配水池は，垂直軸（高度や傾斜角）上では心霊スポットと有意差が検出されず，分布傾向の近似性が示された．同様に，森林地帯ポリゴンを用いて，各施設の立地地点が森林地帯に含まれる割合を求めたところ，10％以上の値を示した施設はダム（25.3%），心霊スポット（33.3%），火葬場（37.8%），配水池（43.8%），浄水場（53.4%）の 5 種類のみであり，ここでも心霊スポットとの近似性が示唆された（全施設平均とのχ2 検定結果はいずれも有意差あり）．心霊スポットは他の公共施設と異なる独自の分布傾向を示す（鈴木ほか 2020）．この独自性は，水平軸で病院や精神病院，最終処分場に近く，かつ垂直軸で有意差のない浄水場や配水池，火葬場に近似する高度や傾斜，あるいは森林への被包含率をもつ場所が心霊スポットの好発地になりうることを示した本発表の知見によって解釈可能である．
于燕楠; 伊藤修一; 鈴木晃志郎. オープンデータを活用した心霊スポットの分布傾向分析. In: 日本地理学会発表要旨集 2022 年度日本地理学会春季学術大会. 公益社団法人 日本地理学会, 2022. p. 136.

この結果から、心霊現象が多発しやすい場所として、病院、最終処分場、精神病院が挙げられます。一方で、小学校や公民館、役所などの施設は心霊現象とは無関係であることが多いことが示されています。

ラップ音の発生原因

ラップ音とは、誰もいない部屋もしくは、いないように見える部屋や、空間から、ある種の音が発生する現象です。心霊現象とも言われますが、多くの場合は、科学的に説明のつくことが多いです。

ラップ音大きくわけて5つの原因で構成されています。
その5つが

1. 家による音
2. 動物による音
3. 家電が発生させる音
4. 外部の音
5. 霊による音

です。
これがラップ音の正体です。
ラップ音の原因は5種類。ほとんどが霊じゃないので安心して！霊能者が見分け方を解説。

ラップ音は、多くの場合、科学的な原因で説明できます。例えば、家自体が発する音、動物による音、家電製品の音、外部の音がその正体であることが多いです。しかし、心霊現象としてのラップ音も存在し、特定の場所で多発することがあります。

どんな場所で心霊現象が起きやすいのか？

心霊現象やラップ音が多発しやすい場所には、いくつかの特徴があります。

1. 病院、精神病院
多くの人々が亡くなる場所であり、歴史的に「死」のイメージが強いため、心霊現象が起きやすいとされています。

2. 最終処分場
ごみや廃棄物が集まる場所で、否定的なエネルギーが集まりやすいとされています。

3. 森林地帯
自然の中で人の気配が少なく、静寂が不気味さを増幅させるため、心霊現象が起きやすいと感じられます。

4.高度や傾斜のある場所
高度や傾斜のある場所は、心霊スポットと近似性があるとされています。これらの場所は、人の活動が少なく、自然の力が強く感じられるためかもしれません。

まとめ

心霊現象やラップ音が多発しやすい場所は、統計的な分析結果からも一定の傾向が見られます。病院や精神病院、最終処分場などの場所では、心霊現象が多発しやすいとされています。一方で、小学校や役所などの公共施設では、これらの現象はあまり見られません。科学的に説明のつく原因も多いラップ音ですが、特定の条件下では心霊現象として認識されることがあります。これらの知見をもとに、心霊現象が起きやすい場所の特徴を理解することができます。